元々付いていたランフラットのサマータイヤと一般のラジアルのスタッドレスタイヤの2セット持ちでしたが、今後はオールシーズンタイヤ1セットを通年で使うことにします。
そしてこの年末年始、このタイヤを履いて埼玉県から長野県上田市に帰省し、菅平高原までスキーに行きました!
そこでこの記事では、オールシーズンタイヤの「TOYO TIRES CELSIUS」を選んだ理由と、一般道、高速、山道、雪道を実際に走ってみた感想をまとめます。
オールシーズンタイヤを選んだ理由
経済的な負担を減らす
住んでいる埼玉県郊外の市では、ほとんど雪は降りません。
しかし年末年始に長野県上田市に帰省したり、年に数回はスキーに行くので、冬用のタイヤは必須です。
そんな中、現愛車を中古で購入した時から履いているサマータイヤと、2017年12月に新品で買ったスタッドレスタイヤの寿命が同時に来ました。
タイヤの寿命に大きく関わる年間の走行距離は、コロナ禍で旅行を控えていることもありここ数年は5,000km未満です。
この走行距離で、今後も夏用と冬用のタイヤ2セットを経年劣化だけで買い替えていくことはあまりに経済的な効率が悪い、と感じてきました。
冬の厳しい条件では車を使わない
現状、冬の雪のある条件でどう車を使うかを整理するとこうなります。
- 住んでいる埼玉県郊外の市ではここ数年積もるほどの雪が降っていない
- 通勤では使わない
- 年末年始に帰省する長野県の上田市内は年に数回しか雪が積もらない
- 帰省時に菅平にスキーに行くが、天気が悪ければ行かない
- 菅平以外にスキーに行くとしても、軽井沢か佐久パラダ
対して、スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤの情報をネットや動画でチエックしました。
国連欧州経済委員会に規定されたシビアスノー要件を満たしたタイヤ
冬用タイヤチェーン規制時でもそのまま走行可能
スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤと冬場の性能を比べると、私が気になる点は調べた限りこうなります。
- 雪上性能はほぼ同等か少し劣る程度
- 氷上性能は劣るが走れないことはない
- 高速道路の冬用タイヤ規制は通行可
私の生活条件なら、スタッドレスタイヤの雪上・氷上性能はオーバースペックだったかも、と感じてきました。
また夏タイヤとしての性能は、そこそこ快適で安心であれば十分です。
TOYO TIRES CELSIUSを選んだ理由
メーカーと価格
タイヤのメーカーは、家族の意見も聞いて中国・韓国・台湾は候補から外し、日本かヨーロッパのメーカーから選ぶことにします。
候補はこの6種です。
このうち、「グッドイヤー Vector 4Seasons GEN-3」と「ヨコハマ BluEarth-4S AW21」は価格が高く見送りました。
性能と形状
「ミシュラン CROSSCLIMATE 2」は海外の比較動画で評価が高かったのですが、形状やサイプ(タイヤに刻まれる細かい溝)から夏タイヤとしての性能重視なようで、安心して長野に帰省やスキーに行きたいことを考えて外します。
「グッドイヤー Vector 4Seasons Hybrid」「ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1」「トーヨータイヤ CELSIUS」は、私の使い方ならば性能は同等でしょう。
大きく違うのはタイヤの形状で、グッドイヤーとダンロップは回転方向が決まったV字のデザインになっています。
BMW アクティブツアラーにはV字じゃない形状が似合うように感じ、「トーヨータイヤ CELSIUS」に決めました。
TOYO TIRES CELSIUS 走行レビュー
一般道(街中・幹線道路)
街中や幹線道路を走った感覚です。
燃費に違いは特に感じません。
高速(関越道・上信越道)
私がよく走るのは関越道の東松山IC~藤岡JCT間で、三車線で直線が多い区間です。
またこの年始の帰りは渋滞のため何か所か止まるまでブレーキを踏みましたが、ここでも不安は感じませんでした。
続いて上信越道の藤岡JCT~上田菅平ICの区間です。
旧碓氷峠を超える区間で、行きは登りで帰りは降りの高速カーブが続きます。
こちらも走行車線の流れでも追い越し車線の流れでも、不安なく安定してカーブを曲がってくれました。
山道
上田市内から菅平高原までの山道の区間です。
雪上
特に試したかった雪は山道の道路になく、スキー場の駐車場近くでようやく雪上を走れました。
タイヤの跡がしっかり残っています。
また市内の日陰で雪のある路面を発見し、S字に走ったりブレーキをかけてみたりしました。
TOYO TIRES CELSIUS 感想のまとめ
この年末年始の埼玉県から長野県上田市への帰省と、菅平高原へスキーに行った範囲では、高速も山道も雪上も不安なく快適な乗り心地のタイヤでした。
今後は一般的なスタッドレスタイヤと同じように、製造から5年程度までは性能をキープしてくれることを期待します。
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