「国産SUV購入の予定が BMWアクティブツアラー を選んだ顛末記」の経緯で2017年6月にわが家にやってきた、BMW 2シリーズ アクティブツアラー 218i ラグジュアリー(F45)。
特に気に入っている点は、「充実した装備」と「広い室内空間」です。
ちょっとした便利な装備とゆとりのある空間が、毎回車に乗るたびにしあわせな気持ちにさせてくれます。
以下、お気に入りなところを詳しく紹介します。
電動フロント・シート(運転席メモリー機能付)
わが家は一台を私と奥様が運転します。
身長は私が180cm、奥様が160cmで、前の車では毎回手動でシュポシュポとシートの位置を合わせていました。
これがとにかく面倒で、次の車は絶対に電動シートにするつもりでした。
アクティブツアラーのラグジュアリーは電動シートで、さらに運転席はメモリー機能がついています。
1番のボタンに奥様、2番のボタンに私のシート位置を登録してあり、ボタンを押すだけで電動でシートが動きます。
加えて、サイドミラーの角度までメモリーされます。
これが超絶に便利で、毎回シートやサイドミラーを調節していた手間から開放されました。
比較検討していたフォレスターも電動シートだったのですが、メモリー機能はありませんでした。
ベージュのレザー・シート
すべてのシートがレザー(本革)です。
高級なソファーに座っているような、心地よい肌触りです。
ベージュなので室内が明るく、心配していた汚れも2年たってほとんど気になりません。
ジーンズでもかなり乗りましたが、今のところ色移りもないです。
また一度コーヒーをこぼしましたが、すぐに拭いたらシミになりませんでした。
布のシートだったら、大きなシミになっていたことでしょう。
【2021年2月追記:購入から3年半たっても汚れはほとんど気になりません】
iPod&iPhoneとの連携
USBのインターフェースがあり、ここにiPodを接続すると、車側のボタンとダイヤルだけでiPodの操作ができます。
アルバムやプレイリスト内の選曲や音量の操作だけなら、ハンドルのボタンの操作でできてしまいます。
昔使っていたiPod nanoを車に付けっぱなしにして、音楽を聞いています。
また、BluetoothでiPhoneと接続もできて、iPhone内の音楽も聞けますし、電話機能も使えます。
例えば運転中に妻から電話がかかってきたら、ハンドルのボタン一発で電話に出れて、ハンズフリーで運転者の私も同情している息子も同時に会話ができます。
オートライト
ライトをオートにしておけば、夕方やトンネルで暗くなれば自動でついて、明るくなれば自動で消えてくれます。
ライトのつけ忘れや消し忘れから開放されて、操作は買ってからほとんどしたことがありません。
レイン・センサー
雨が降ったときのワイパーもオートに設定できます。
オートのボタンを押して、必要に応じて感度をダイヤルで調整するだけ。
雨の強弱でワイパーを調整する必要がなく、とても楽です。
ナビの地図データの更新
BMW ConnectedDrive のサイトから、地図データをダウンロードして更新ができます。
お値段は13,000円で2年間有効(※2020年11月現在、7,700円で1年間有効)。
期間内は地図データが更新されたら何回でもダウロードOKです。
2019年9月までに3回していて、有効期間内にあと1回データのアップデートがありそうです。
1回3,000~4,000円程度と考えれば、とても割安です。
リヤ・ビュー・カメラ&パーク・ディスタンス・コントロール
バックカメラと接触防止センサーのことです。
バックの時、後方の障害物に近づくと、信号音とビジュアル表示で教えてくれて、駐車のときに便利です。
新車ではオプション扱いです。
ボタン式パーキングブレーキ
パーキングブレーキが電動です。
オンとオフが小さなレバーの上げ下げ一発で完了です。
オルガン式アクセルペダル
アクセルペダルがオルガン式です。
アクセルを踏むたびに、男心をくすぐります。
対してフォレスターは、国産の一般的な車に多い吊り下げ式でした。
ドライビング・アシスト(車線逸脱警告システム、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)
車速60キロ以上で、車線から外れそうになると、その側のハンドルが振動して教えてくれます。
また、前車接近警告やブレーキ補助は、万が一の時に安心です。
広い室内空間
FFになった最大のメリットで、1クラス上の3シリーズセダンより室内が広いです。
また同じFFでも背が高いパッケージングなので、BMW NEW1シリーズやアウディA3、フォルクスワーゲンゴルフより広く、ゆとりがあって快適です。
国産SUVと比べると、スバルXV、ヴェゼル、ジュークよりは広いです。
まとめ
これだけの装備がついて、室内空間が広く、3年落ちくらいの中古で総額200万円代前半の車は、国産SUVではまず見つからないと思います。
BMWのラグジュアリーならではのよさです。
特にメモリー機能付き電動シートが便利です。
日本車でこの装備を新車にオプションでつけようとするとかなり高くなると思いますし、中古車では高級セダンしかないのではないでしょうか。
これらの充実した装備が、車の普段使いにちょっとした優雅な気分としあわせを感じさせてくれて、この点に大満足しています。
以上、BMW 2シリーズ アクティブツアラーのいいところの紹介でした。